NPO法人ブロードバンド・アソシエーション(略称:BA、理事長:板谷駿一((株)NHKエンタープライズ 元社長)は、理念に基づき、産官学を基軸としたネットワークを構築し、ブロードバンドによる21世紀型サービス・ビジネスの創出に寄与して行きます。
この理念に基づく活動の一環とし、「ブロードバンド特別講演会」を開催しておりますが、今回、新たに、研究会の成果を披露する「ブロードバンド特別シンポジウム」を開催します。第1回のテーマは、“インターネットのP2P(ピア・ツー・ピア、Peer-to-Peer)”です。
インターネット利用の急速な拡大とブロードバンド化の進展に伴い、通信と放送の融合が大きな歴史的流れとなって進展しています。これに伴い、高品質の映像配信が本格化し、トラフィックは急速に増大し、膨大なトラフィックをいかに処理するかが大きな課題となっています。
この問題を解決する手段として注目を集めているのが、P2P技術です。P2P技術は、今後のインターネット社会にとって不可欠な技術であり、社会的インフラとして積極的に取り入れていく必要があります。しかし、日本においては、P2P技術を使用したファイル共有ソフト“Winny”が悪用され、社会的問題になり、世界的に見て発展が遅れています。
このP2Pに関連する技術・社会的諸問題を検討し、情報発信を行う為、「P2P関連問題研究会」(委員長:江崎浩(東京大学 大学院教授))を設置し、平成20年4月1日から、P2P周辺問題の検討、“P2P基本提言”の作成等を行って参りました。
本シンポジウムでは、この“P2P基本提言”を発表すると共に、P2Pが変革する未来社会像、トラフィック問題、著作権問題、コンテンツフィルタリングなど、P2P周辺の様々な問題をテーマごとに切り分け、多様なスタンスのスピーカによる講演と、パネルディスカッションを予定しております。
主催: NPO法人ブロードバンド・アソシエーション
共催: P2Pネットワーク実験協議会
P2P技術を用いた配信に関心のある報道関係者、コンテンツホルダー、配信事業者、通信事業者、ISP、ベンダー、ブロードバンド・インターネットに関心のある一般の方々(定員300名)
日時:
2008年9月22日(月)午前10時30分〜午後5時30分(午前10時15分開場)
開催場所:
東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館1F 213講義室 (地図)
交通:
地下鉄丸の内線 本郷三丁目駅 徒歩8分
地下鉄大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩6分
地下鉄千代田線 湯島駅または根津駅 徒歩8分
地下鉄南北線 東大前駅 徒歩1分
地下鉄三田線 春日駅 徒歩10分
参加費: 無料
10:15- 開場
10:30-10:50 板谷駿一 理事長((株)NHKエンタープライズ 元社長)
長塩義樹(総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課長)
P2Pネットワーク実験協議会関係者(調整中)
10:50-11:10 問題の所在について解説: 石川宏(BA理事、NTTアドバンステクノロジ(株)特別顧問)
11:10-11:25 P2P研究会による宣言書の説明: 江崎浩(東京大学工学部教授)
11:30-12:00 P2Pが変革する未来社会像: 斉藤賢爾(慶應義塾大DMC機構専任講師)
12:00-13:00 休憩
13:00-13:30 トラフィックの状況とP2Pの効果: 江崎浩(東京大学工学部教授)
13:30-14:00 P2Pの法律的理解: 壇俊光(北尻総合法律事務所)
14:00-15:30 P2P実験協議会からの報告
VOD配信へのP2P技術の適用事例など(JAXA、NHK)
15:30-16:00 休憩
16:00-17:30 パネル討論:
(モデレータ:江崎浩/津田大介(IT・音楽ジャーナリスト)、
パネリスト:飯塚久夫(NECビックローブ(株) 社長)、壇俊光、長塩義樹、
持田侑宏(BA顧問、フランステレコム(株) CTO)などを予定)
事前のお申し込みは締め切りました。
当日のお申込は、会場受付にて行います。その際、御名刺が必要となりますので、ご準備願います。