開会挨拶抄録

只今ご紹介頂きました当NPO法人ブロ−ドバンド・アソシエ−ション理事長の藤田で御座います。本日の特別講演会の集まりに多数のご出席を頂き有難う御座います。特に、北城さん、立川さんという大変著名で、しかもご多忙な方ですが、快くこの講師をお引き受け頂き、主催者のブロ−ドバンド・アソシエ−ションを代表して御礼申し上げます。

このブロ−ドバンド・アソシエ−ションについて知らない方が多いかと思いますので、何故ブロ−ドバンド・アソシエ−ションを作ったか、簡単にお話させて頂きます。 私は15年前にNTTデ−タの社長をやらせて頂きましたが、その当時から、IT社会と言われて来ましたが、ソフト企業はどちらかと言うとコンピュ−タハ−ド企業に対する付属的なものと見なされ、ソフトの価値はあまり認められていませんでした。正直、IT社会が認められたのは15年経った今日であり、その中でソフト関係がようやく一本立ちし、ソフト企業の価値が認められ、IT社会が根づき、地方自治体まで使うようになって来ました。

それに引き換え、今日盛んに言われているのが、ブロ−ドバンドで御座います。ブロ−ドバンドビジネスは既に存在しており、それなのに何故ブロ−ドバンド・アソシエ−ションを立ち上げなければならないのかと疑問を持っている方が多数いらっしゃるのではないかと思います。

かつて、ソフト企業の価値が認められなかったように、ブロ−ドバンド・コンテンツを作る企業が、まだ社会の中で認められていない。通信事業者やその他のブロ−ドバンドビジネスをやる企業の付随物としてコンテンツを作る企業が存在しているような状況にあります。 ブロ−ドバンド社会を世の中に根づかせるには、各企業が喜んでこれお享受しながら使う、その為には、コンテンツを作る企業がもっと活性化し、活力ある、そして将来に渡って事業を約束できるような形に持って行かなければいけないと思っております。

韓国がADSLを中心にしてブロ−ドバンドを伸ばし、アメリカもブロ−ドバンドをやっています。しかし、我が国のコンテンツ関係の技術をもっと幅広くかつ深く、そういうものに対してやって行かなければならないと思い、このブロ−ドバンド・アソシエ−ションを昨年8月に立ち上げました。実は、2年前にこのブロ−ドバンド・アソシエ−ションを立ち上げたのですが、組織的に弱体なことや、事業が空回りしていることから、昨年の8月にもう一度再スタ−トする意味で、新生ブロ−ドバンド・アソシエ−ションとして立直し、その一つとして今日の特別講演会を主催させて頂いた訳です。

先程申し上げたコンテンツ関係の研究会、コンテンツ関係を含む人材育成の支援、色々な行事をこれから展開して行きます。コンテンツ関係でもう一つ大事なのは著作権、特に映像著作権の問題、特許権の問題があり、これを理解し、根づかせて行くことも大変大切なことで、その関係のセミナ−を展開しております。人材育成の支援では、コンテンツ関係を含む色んな企業が毎月、自由討論しながら、話題提供者を決めながら、これから展開して行きたいと思っております。今年の秋には、コンテンツを中心とした技術普及、そして優秀なものに対しては、その作品に懸賞ということも考えており、合わせて、将来に渡って政府機関、その他に対して、提言もして行こうと思っております。

これまで、日本のことばかり言って来ましたが、私どもの狙いはこれを国際化して行きたい、国際ネットワ−ク化を図り、このブロ−ドバンド・アソシエ−ションを展開して行きたいと夢みているわけで御座います。今日は第一回、そのはしりで御座いまして、まだまだこれからなので、皆様方の強力なご支援と色んな面でのご指導をこれからお願い申し上げますので、どうか宜しくお願い致します。

先程、司会が申し上げたように、私どもが主催しますが、共催として、情報通信ネットワ−ク産業協会、(社)電気通信協会、(財)デジタルコンテンツ協会、アライアンスフォ−ラム財団から多大のご協力、合わせてNTTデ−タ、日本ユニシスから協賛を頂いております。また、政府筋については、総務省と経済産業省が後援という形で、後押しして頂いております。講師としては、著名な北城さん、立川さんにお願いするわけで御座いますが、どうか皆さん方におきましても、お役立つことが御座いましたら、主催者として、大変幸せに存じます。冒頭に当り、一言ご挨拶申し上げます。有難う御座いました。

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