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映像ビジネス研究会:
今から10年前、日本はネットワーク・インフラの面では、世界一のブロードバンド大国になりながら、ブロードバンドを通じた映像コンテンツの配信という面では、さまざまな問題が山積し、ビジネスとしてなかなかブレーク・スルーしていなかった。
ブロードバンドでの映像配信ビジネスをより活性化するには、それぞれの企業のさまざまの努力や挑戦と同時に、環境の整備も不可欠だと思われた。そこで、中村伊知哉(慶應義塾大学 教授)を委員長とし、映像配信プラットホーム事業者、コンテンツホルダー、有識者などが集まって議論し、連携し、時には参加者同士がビジネスを成立させることを目的とした「映像配信ビジネス研究会」を平成20年5月に設置し、月1回、研究会を始めた。
平成21年6月からは、副委員長(座長)に黒瀬泰平(慶應義塾大学 教授)が就任し、研究会を継続した。 また、平成22年11月からは、黒瀬泰平に代わって、境真良氏(国際大学GLOCOM 客員研究員が副委員長(座長)に就任し、映像配信ビジネスの発展に向けた研究会(勉強会)を、原則毎月開催し、平成30年3月までの開催数は95回にのぼっている。
現在は、ブロードバンドのインフラは固定系(光ファイバー)ばかりでなく無線系もブロードバンド化され、またネット配信技術の標準化も進み、各種端末(PC、テレビ、スマートホン、タブレット等)で、いつでもどこでも映像コンテンツが見られる状況なり、映像配信プラットフォームが重要になってきている。
映像コンテンツのネット配信が当たりまえ、放送コンテンツもネットで見られる時代になり、映像配信ビジネスは、映像コンテンツそのものが勝負の時代に移行して来ている。このような、外部環境の変化を背景に、平成30年度から、研究会の名称を「映像ビジネス研究会」と改称し、活動を継続している。この実施状況は、 こちら(PDFファイル)。