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Jun 22, 2015

第97回BAエグゼクティブサロン


講師:安藤聖泰(株式会社HAROiD 代表取締役社長)

テーマ:「テレビとインターネットのさらに高い親和性のある統合を目指す「日本テレビとバスキュールの新合弁会社HAROiDとは?」」

コメント: 日本テレビに於いて、テレビとfacebookを連携させた新しいソーシャルテレビ視聴サービス「JointTV」を立ち上げ、災害・高齢者対策「JointTown」に取組み、この5月にHAROiD社を設立した安藤聖泰氏に会社設立の背景、目指すものを説明して頂いた。

はじめに、HAROiD社名の由来:”Hello,World!”、100万人を超える人々を個別に認識(identity、individual)し、一斉かつ固有のフィードバック可能なインタラクティブ(interactive)体験をインターネット(internet)上で実現する。Droid(自己認識/移動/コミュニケーション機能等を持ち合わせた機械類)から名づけたと述べた。

次に、現在のインターネットはPC/携帯/スマホ/タブレットが前提になっているが、10年後には、全てのTVがオンライン(インターネット接続)になることを前提に、HAROiD社を設立した。メディア接触時間は、インターネットではないTVとインターネット側(PC/携帯/スマホ/タブレット)はほぼ半分、(両者を加えると)伸びている。TVとネットの親和性を高めると、インターネットはもっと変わり(=IoT本命)、生活はもっと豊かになるはずと述べた。

次にテレビは、コンテンツ、伝送路、デバイスがセットで考えられきたが、これを分解して考えるべきで、これによりテレビの新しい発展が見込める。 垂直統合モデルの限界(テレビ接続時間の減少、ネットビジネスの拡大)、ユーザーニーズ(タイム/プレイ/デバイスシフト)から、見逃視聴実現の流れに一気に向かい始めた。民放各局は、見逃し配信サービス、動画配信をスタートさせた。Fuluの国内有料会員が100万人を突破した。秋にはNetflixが上陸するなど、今年は動画配信の話題一色だ! しかし、この流れだけがテレビなのか?と安藤氏は疑問を投げかける。

テレビの特徴は、①ながらでも楽しめる、②今、見たいものが見られる、③ほとんどの家にテレビはある、④大勢の人が同時に楽しめる。安藤氏は、これらのテレビの特徴をネットの力で強化(パーソナル化、大量同時&コミュニケーション)し、テレビのリアルタイム視聴を盛り上げたい、多くの番組の参加を可能にするため、全放送局向けた仕組みを低コストで提供したいと熱く語った。

参加者数:29名