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Mar 19, 2015

第95回BAエグゼクティブサロン


講師:石川昌行(株式会社mmbi取締役 経営企画部長)

テーマ:「移動体向け放送NOTTVの挑戦-現状と将来-」

コメント: 石川氏に、サービス開始から3年が経過し、節目の時期を迎えているNOTTVについて、現状分析、外部の動きを踏まえて将来に向けての方向性について語って頂いた。

はじめに、会社概要、サービス概要、エリア展開を紹介した。サービスは、高品質・高画質の①リアルタイム型放送(2チャンネル)、②蓄積型放送(ケイタイ内に自動蓄積)と③通信と放送の連携(視聴者参加型クイズ番組)、災害発生時の緊急放送、世帯カバー率は2015年度90%以上。 NOTTVは日本初のスマホ向け放送局、モバイルスマートTVの可能性(楽しさや感動を共有できる双方向のソーシャルなTV、高画質・ラクチンなTV)を切り拓いていく。契約数は2015年2月約168万。対応機種の拡大の為、iPhone、iPad、ドコモ以外の端末でもNOTTVを楽しめる機器(TVBOX、Station TV)の提供を開始する。

次に、当初の目論見と現実のギャップを述べた。①TVのパーソナル化:着実に進展、②参加できるTV:増えているが爆発的でない、③新しい視聴スタイル:7時間生番組は中止、視聴パターンは地上放送とほぼ同じ傾向、④ライブ化:スポーツは見られている、⑤ソーシャルなTV:大きな広がりになっていない。⑥1事業者だけでは、新規メディアの立ち上げに時間がかかる。

NOTTV としては、4月から参入する新規事業者(5社6チャンネル)と共に、新規メディアの立ち上を加速させたい。4月からは、既存の2チャンネル(400円/月額)サービスに加え、BS/CS放送で人気の6チャンネルを加えた「NOTTVパック」(635円/月額)を提供し、サービス、加入者の拡大を図りたいと語った。

最後に、通信は高速化により放送への適用領域が拡大し、・放送と通信を問わない配信形態へ ⇒ 番組と配信ネットワークの分離 、・権利処理もリアルタイムストリーミングと放送は一本化へ、・モバイルでの映像視聴は当たり前になる。 開始当初は家庭テレビの視聴とモバイルでの視聴は明確にスタイルが分かれ、モバイル視聴スタイルの創造を目指してきたが、外部環境の変化を踏まえ、今後はモバイルに特化するのではなく、★マルチデバイス対応 ★通信対応 を早急に進める必要があると述べた。

参加者数:21名