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Mar 20, 2014

第86回BAエグゼクティブサロン


講師:塚本昌彦氏(神戸大学 教授、NPOウェアラブルコンピュータ研究開発機構 理事長)

テーマ:「ウェアラブルコンピューティングの動向とこれから」

コメント: 塚本教授に、ここ1、2年、メガネ型やウォッチ型のウェアラブルデバイスが多数発表され大きなブームとなってきたウェアラブルコンピューティングの動向と展望について、13年のウェアラブル実生活の体験や、10年のNPO活動を通じて得た知見に基づき、実物を見せながら論じて頂いた。

はじめに、“Google、Androidをウェアラブルに拡張するAndroid Wearを発表”、“モトローラ、LGがAndroid Wear 対応スマートウォッチを今年前半に発売”、“サムスン、「Tizen SDK for Wearables」を公開”、“ソニー『Project Morpheus』発表、プレイステーション4対応の没入型VRセット”、Google Glassが4月、Apple iWatchが今秋発売予定等の最新ニュース(情報)を紹介した。

コンピュータを体に装着することで、実生活の中での新たなコンピュータ利用が可能になり、人々の生活の大きな変革をもたらす可能性がある。この新しい巨大市場を狙って世界中の企業がコマを進めており、CES2014、MWC2014などで、多くのウェアラブルデバイス(カメラ型、ウォッチ型、ブレスレット型、指輪型、イヤホン型等)が発表された。日本企業は遅れをとっており、頑張っているは、ソニーとエプソン(とドコモ)、それにメガネの三城にすぎないと嘆いた。 br>
ウェアラブルは汎用(メガネ、ウオッチ)と、専用(ウェアラブルカメラ(アクションカム)、活動量計ブレスレット等)に分類される。現在は、用途を特化した実用性があるものの利用が進みつつある。今後は汎用のメガネ(Google Glass等)、ウオッチ(Apple iWatch等)の動向が注目される。

最後に、まとめ/予言として、メガネとウォッチは2-3年、その他のウェアラブルアイテムも5年で展開、生活の中の必須アイテムとなり、人々の生活や仕事が劇的に変わり、人々は創造的な生活を送るようになる。10年後は今のスマホ(懐中スマホ)はなくなり、ウェアラブルコンピューティングは巨大な産業を形成する。日本企業にはぜひ積極的に頑張ってほしいと述べた。

参加者数:27名