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Nov 18, 2010

第59回BAエグゼクティブサロン


講師:今和泉仁(株式会社NHKエンタープライズ 国際事業センター 国際企画部 部長)

テーマ:「欧米におけるOTTとConnectedTVの動向」

コメント: NHKエンタープライズの今和泉氏に、欧米のインターネットTVの動向を、映像情報を駆使して、ご紹介頂いた。
最初に、OTT(Over-the-Top)(インターネット上でのビデオ配信サービスを 既存のCATVやIPTVなどの有料サービスを「飛び越えて」直接TVのスク リーンに提供する)サービスの代表例の現状(下記)を映像で紹介した。
・BBC iPlayer(BBC全チャネルの放送番組の「キャッチアップ」サービスを 2007年から提供、様々な端末に対応)、・Hulu(NBC UniversalとFox  NetwoksがYouTubeに対抗する目的に設立したJV、2008年からサービス開始、有料のhulu plusも提供)、・Netflix(アメリカにおいて、DVDの宅配レンタルからスタート、7.99ドルで動画(映画、TV番組など)配信サービスを各種端末(専用機、ゲーム機、iPhone等)に提供し、急成長(ユーザ数:1,700万)している。
次ぎに、ConnectedTV(ネット対応TV、並びにOTT系サービスやYou Tube、Flicker、Picasa、FaceBook、Twitter、Pandoraなどのインターネット 系サービスにアクセスする機能を最初から搭載したTVやBDプレーヤー) の動向を、9月に開催したIFA(独)、IBC(蘭)の見本市の情報をもとに紹 介した。IFA開幕直前、EBU(欧州放送連合)が主導する放送と通信連携 の規格HbbTV(Hybrid Broacast Broadband TV)サービス開始を発表、デモが展示され注目された。またソニーと連携開発したGoogleTV、PCライクなTVコンテンツ検索の映像を紹介した。
また、ConnectedTVに対する放送事業者の懸念(放送内容を毀損する等)、英国BBC指導で標準化されIPTV標準サービスYouView(2011年春にサービス開始予定)を紹介した。
最後に、アメリカでは、CATVや衛生放送の視聴をインターネットに切り替えるCord Cutting(コードを切る)が生起し始め、10年後にはOTTが放送を上回ると述べ、衝撃を与えた。
交流会では、日本における次世代インターネットTVが今後どう動くか、白熱した議論が行われた。

参加者数:32名